日々の暮らしにおいて、一日の始まりと終わりを迎える住まいのあり方は、とても大切にしなければなりません。仕事を終えて疲れて帰ってきたとき。日常に追われる多忙な家事の合間。そんなひと時にホッと落ち着かせてくれる役割が住まいにあるべきだと考えており、そんな中で家族が育んでいけることが理想です。 それには表面上の派手さや凄さのある住まいよりも、自然な素材感を大切にしたおおらかで落ち着きを持った住まいであることが大切なのだと思います。心地よく設えられた居場所でふとソトに目をやると庭木が見える。空が見える。雨音が聞こえる。そんな日常をつくりたいと思っています。地味だけど本質的に心地よい滋味深い住まいをつくることが、暮らすことを考えたときに大事なのです。
また、心地よい暮らしを得るために欠かせないことは、性能もデザインも妥協しないということです。省エネルギーで暖かさと涼しさを得るためには高性能な住まいにしなければなりません。高性能な住まいは、家中均一な暖かさをもたらし、体にストレスが少なく健康的に暮らすことが出来ます。その結果、家全体を自由に計画することができ、使いやすい快適な動線やほどよい距離感の居場所をデザインしやすくなり、さらにコンパクトで快適な家づくりを設計デザインで生み出すことが出来るのです。 本来デザインというのは、表面上のことではなく機能を整理すること。性能もデザインも妥協しないということは、相反することではなく表裏一体のことで、それらを突き詰めることは心地よい暮らしを得るために欠かせないことです。
暮らしの工房が家づくりに込める思いは「心地よい暮らしのための器をつくる」ということ。 心地よさの追求のために、自然素材を使い、庭やソトとのかかわりをつくり、体にストレスのない健康的な環境をつくり、快適な居場所づくりの積み重ねで家をつくる。 何気ない日常の中で、そっと寄り添う心地よい住まいがある。そんな器をつくり、日常の暮らしの中から育まれる住まう人らしさをサポートする存在でありたいと考えています。 こういった家づくりを提供することは正直手間のかかること。なんでもファスト化が進む世の中とは逆行し、設計だけでなく現場でもテマヒマを惜しまず技術を継ぎこむ必要があります。それは悪いことではなく、これからの時代に必要なことだと考えています。そのようにつくられた住まいは、全国画一的な家ではなく、地域らしさを持つ住まいであり、いま一度求めなければならないことだと感じています。 住まい手だけでなく、つくり手、地域環境にとって豊かとなる存在でありたい。 家づくりを通して暮らしの工房が目指すところです。
会社概要
社名 | 株式会社 暮らしの工房 |
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住所 | 〒942‐0082 新潟県上越市国府3丁目6-35 まほろば館Ⅱ-A |
電話 | 025-512-7546 |
fax | 025-512-4182 |
kurashiko@kurashinokobo.com | |
事務所登録 | 一級建築士事務所 新潟県知事登録(イ)第5258号 |
建設業許可 | 新潟県知事 許可(般ー1)第45751号 |
代表 | 岡沢 公成 |
アクセス
施工エリア
アフターメンテナンスを考慮し、上越市を中心に車で一時間半程度を施工エリアの目安とさせていただいていますが、定期的なメンテナンスが可能な範囲であれば対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
受賞歴
2024年
- ・リクシルメンバーズコンテスト2023 地域最優秀賞
2023年
- ・第7回日本エコハウス大賞 新築部門 優秀賞
- ・リクシルメンバーズコンテスト2022 地域最優秀賞
- ・リクシルメンバーズコンテスト2022 エコロジー賞パッシブデザイン部門
2022年
- ・リクシルメンバーズコンテスト2021 大賞
- ・第6回日本エコハウス大賞 最終審査ノミネート 優良賞
- ・住宅デザイン学校10周年記念実作パネル展 優秀賞
2021年
- ・屋根のある建築作品コンテスト2021 審査員特別賞伊礼智賞
2020年
- ・「風景と暮らす池畔の家」木づかい建築コンペ2020 大賞
2019年
- ・「まちなかのつつまれる住まい」日本エコハウス大賞2019 奨励賞
2017年
- ・「ケヤキ下の小さな住まい」日本エコハウス大賞2017 堀部安嗣賞
2016年
- ・設計鬼合宿 京都造形芸術 大学特別講座 奨励賞
2015年
- ・「ゆっくり暮らす、ゆるやかにつながる家」タニタガルバコンテスト2015 特別賞
- ・住宅デザイン学校 設計教室2015【上級編】 優秀賞