建築仲間と巡る九州縦断の旅。2
2日目は鹿児島から熊本へ移動。
熊本の目的地はやりたい仕事をとことん追求し、楽しい仕事をされているミズタホームさんへ。
ミズタホームさんの古民家を改修したやまぼうしの樹へお邪魔しました。
ミズタホームさんからは今回の最終目的地、長崎は諫早のフルマークハウス吉田さんも一緒に。
やまぼうしの樹は大きな敷地をもつ古民家を改修しながら、敷地内には古い建物、新しい建物がたくさん存在して一つの村のような形に。
アウトドアや家具、雑貨など様々な好きなものに囲まれて敷地内に一歩足を踏み入れれば別世界の楽しい空間があります。
やまぼうしの樹を使ったたくさんのイベントは周辺に暮らす人たちにとっても多くの刺激を与えているようです。
夕方日が暮れる間際に到着した一行は、長距離移動で疲れが見えはじめていましたが、この敷地に一歩踏み込んだ途端に疲れが吹っ飛ぶ。
それぐらい建築好きにはたまらない空間が広がっていました。
到着後建物を色々と見学させて頂き、水田社長と一緒に懇親会。
水田社長とお話させていただいたことで、私が今抱えているモヤモヤがスーッと晴れたとともに、目標のような目指すところを再確認できました。
100人に均等に力を分けるより、一人一人に全力を注いだ方が断然楽しい。
目や手が届く範囲で仕事をすることの楽しさや自由さ、強さというものを考えることができました。
会社を経営すること、建築をすることは生き様をダイレクトに表すこと。そんなことを今回の旅では痛感させられます。
何が正解なんかはない。だからこそ人生観を持って常に研鑽しなくてはいけないと強く思いました。
建築しか仕事をしたことがないけど、自分の生き様をそのまま出せる仕事はそうないと思いながら、建築を生業にしてきてよかったと思う次第です。
熊本といえば馬刺し。
懇親会に備えて道中のお肉屋さんで大量の馬刺しを購入。
お店のインスタパネルにはしゃぐ人たち(笑)
このパネルで写真をとった人が初めてらしく、お店の人も喜んでいました。
音楽を聞いたり、薪ストーブの前で飲んだりと思い思いに散りばめられた楽しい空間を堪能。
建築は使うように身を委ねなければ本当の体験にはなりません。
寝る、食べる、飲む。
そのような行為は建築空間を味わう最高の行為だと思います。
建築とお酒は欠かせません。
やまぼうしの樹には蔵を改修した隠れ家的なバーまである。
本当に楽しく時間があっという間に過ぎて行きました。
人生、会社、建築を考える強烈な2日間。
ここで得た感覚は実践を通して形にしていきたい。
水田社長、ありがとうございました。
そして3日目はこの旅のきっかけとなった長崎のフルマークハウス、モデルハウス見学。
それは次のお話で。