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コラム
column

薪ストーブで火のある暮らし。

国府池畔の家では薪ストーブに火が入りました。

今回入れた薪ストーブはスウェーデンのコンツーラというメーカーのC850。

大きな薪ストーブを入れてしまうと確実にオーバーヒートして冬でも窓を開けて過ごす羽目になるので、小さなストーブをチョイス。

シンプルで小さいので空間にも違和感なく納まります。

横方向にもガラスがついたストーブは、人の居場所と火を眺めるためのもの。

ソファに座りながらも火を眺められるように計画しています。

火には不思議な魅力があり、それは太古の昔から変わらない人間に備わった奥深くにある感覚なんだろうと思います。

火をずっと眺めていると時間を忘れ、吸い込まれそうになります。

薪ストーブは一手間が必要だけど、断熱性能の優れた住まいであればストーブが消えてからも温度が下がりにくく、余裕を持って暖を取ることができるでしょう。

輻射から来る暖かさは芯から暖まりますし、柔らかな空気に包み込まれます。

ストイックなイメージを持たれがちな薪ストーブでも、住宅の断熱性能を高め、暖房器具として使うと思ってしまえば、薪も電気やガス、灯油と同じような感覚で燃料として購入してしまえばいい。(若干薪は割高だけど。。。)

たまに薪を割るのも悪くはない。

最後の最後、いざとなれば燃料代もかからない。

住宅の断熱性能が高いからこそ、ストイックに薪ストーブと向き合わなくてもいい。

火のある暮らしは理想的だし、とてもいいものです。


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  • 「有元葉子私の住まい考」を読む。おすすめ本。」

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