上越から十日町までの旅路。
伊礼さん御一行に暮らしの工房の家づくりを見て頂き、直江津で海鮮丼のお昼を食べ、一路十日町へ。
この時期は新潟の魅力がたくさん詰まっている。
青々とした田んぼの景色は格別。
穏やかな日本海はほとんどが順光のため、青空とキラキラと輝く海面が美しい。
新潟の、上越の、直江津の魅力をたっぷりとお伝え出来たのではないか?
私の仕事より、こっちのアピールの方が大事だったりします(笑)
あたらめて海も山も近くて、美しく、美味しく、いい街だ。
そして時間は随分と押してしまったけど、十日町へと車を走らせる。
上越から十日町への道、この季節と行ったらもう、あれを食べていかないわけにはいかない。
そう、大島の日本一うまいところてん。
寄り道です(笑)
ところてんは黒蜜で食べるのが定番だとのこと。
酢醤油は珍しい・・・というか想像できなかったらしいのです。
私は酢醤油、からしでしか食べたことがないので、黒蜜が想像できない。
当たり前だと思っていた食べ方が当たり前ではないと教えられる。
色々と地域性があるのかな?
もう、十分魅力を伝えきったかな。。。と車に乗り込み、ドライブ再開。
そういえば棚田の綺麗なところが。。。
ということで眺めのいいところで車を降りて棚田の絶景ポイントへ。
この景色はどの季節も様々な表情を見せてくれる。
どの地域の景色も風土がつくる景色がある。
それを見て感じるのも旅の楽しみの一つ。
暮らしていると慣れてしまい忘れがちになる日常の美しさを、暮らしの中で大切にしたい。
よく、「うちの地域には何もない、何もない」という人が、外から訪れた人に色々と気づかされることがある。
日常の美しさに気づきにくいのはしょうがないことかもしれない。
慣れてない人に教えてもらうのは大切なこと。
今度は外に出た時に教えてあげればいい。
だけど、身近にある小さな美しさ、楽しさを大切にするともっと暮らしが豊かになるだろう。
そんな感受性が豊かになる仕掛けを家づくりを通して求めたいと思っています。