上越で暮らし、東京で働く。これからの生き方。
- 2020-01-21
- 仕事の風景
日曜日、月曜日と東京出張へ。
日曜日はUターンを考えている方へのファーストプランプレゼン。
東京ー上越は新幹線でおよそ2時間。
働き方次第では通えなくはないし、新幹線の2時間は仕事が十分にできる。
東京と地方では仕事内容や収入が大きく変わってくるのは致し方ないけど、地方にいながら都会の恩恵を受けられたら最高なのかもしれない。
それを十分可能にしてくれるのが高速移動。
上越はその機能を果たすことができるギリギリのところなんだろうな(2時間)。。
現在とこれからの働き方暮らし方を考えながら新幹線で仕事をしていました。
この時期は富士山がはっきりと見えるのも気分がいい。
東京はレンタルスペース充実しているからどこでも打ち合わせができてしまう。
もはや会社もいらないのでは。。。
って思えるくらい、働き方が変わり、仕事しやすい環境になっています。
Uターン、地方で暮らしながら東京で働く、これからはそういう時代なんだろう。
仕事のために地方を捨てるという選択肢がなくなるといいな。
地方の魅力と東京の魅力、地方の豊かさと東京の豊かさ。
それぞれいいところ、吸収したいところはあるけど、東京の豊かさ、魅力は何と言っても美術館の多さだと感じています。
いつ行っても、どこかでなんだかなの興味ある展覧会が開催されている環境はやっぱりいい。
翌日は予定まで時間があったので美術館巡りへ。
とはいえ、月曜定休がほとんどなのでオープンしている美術館を探し、モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展へ。
日本のモダンデザインを暮らしの道具に取り込んで行った時期の、ブルーノ・タウト、井上房一郎、レーモンド、剣持勇、ジョージナカシマ、イサム・ノグチの取り組みを見る。
同時代、つながる時代を生きた人たちの交流と取り組みを見ることができたのはとても面白く、戦前、戦後という激動の時代に翻弄されていく人たちを見て、とてもやるせない気持ちになりながらも、デザインができる、与える影響は偉大なものだと感じました。
なかなか見応えたっぷりな内容を見て、次の予定地近くにレーモンド設計の教会があることを知り、建築ハントへ。
聖アンセルモ目黒教会。
内部写真をとっていいのかダメなのかわからず撮影はなしですが、光の入り方が美しく感動的な内部空間。
時間がなくさらっとでしたが、またじっくりと見たい建築でした。
東京、見たいものがすぐ近くにあることは地方ではなかなか難しい。
見ること、体感することは学ぶ上でとても重要なことだとおもいます。
そういう点では東京の環境は最高。
だけど住む環境はやっぱり上越がいい。
そう思う人は多いのではないでしょうか?
新幹線が結ぶ暮らしの夢は、上越ぐらいがちょうどいいと思います。