上越の環境で暖かい家に住まうこと。
- 2020-01-07
- 暮らしの声
新居に暮らし始めてそろそろ1ヶ月。
いろいろなことが少しづつわかり始めました。
「あぁすればよかった、こうすればよかった。」という感想は一切なく、(こうだったらどうだったんだろうか?違う方法はなかったのだろうか?と別ルートを考えることは毎回ですが、、、)「ほう、このように感じるのか。」「こう使うか。」「こうすれば問題ないな。」と一つ一つを確かめる感覚。
試したかったこと、使ってみたかったこと、実験してみたかったことを確かめているような感覚。
毎日が勉強のようで楽しいです(笑)
暮らしの工房の家はこんな感じなんだ、みんなこういう体験をしているんだと実感しました。
そういう想いを知ってか知らずか、暮らしの工房の家に暮らしているオーナーさん達からの年賀状には、「住み心地いいでしょ?」「暖かいっていいでしょ?」「暮らしやすいっていいでしょ?」っていう、「こちらの世界へようこそ!!」「ようやくお前も仲間入りだな」的なメッセージがたくさん。
先輩オーナーさん達の歓迎を受けているようで楽しい年賀状でした。
今年は一年を通じて暮らしの中で感じることも多く上げていこうかと思っています。
ある種、暮らしの声のようなもの。
季節柄、まずは「暖かいっていい。」ということ。
自邸だから特別というわけではなく(出来ればやってみたい性能レベルまで持っていきたかったけど・・・予算の都合上断念。)、ここ数軒と同じレベル。
UA値0.36。今現在の標準レベルで計画しました。
HEAT20G2グレード一歩手前。このクラスを標準としているのは上越地域でも稀です。
薪ストーブがあるから暖かい。。。暑いぐらいなのですが。。。吹き抜け上が特に暑い。
俗にいう暖かいって感じることは温度変化が少ないということなのだと感じています。
室温はだいたい20度〜21度ぐらい。これぐらいの室温で掃除や片付けなどをしていると軽く汗ばんできます。
今までは室温をもっと上げていた(温度計で23度ぐらい)けど、それでも寒さを感じてしまう。
それは窓面や壁面の表面温度の低下(断熱性能の低さ)からくる冷気の気流が生まれて肌寒く感じてしまう。
この気流をコールドドラフトという。
断熱性能の高い家は窓や壁の表面温度と室温の差が少なくなるのでコールドドラフトは起きにくく、温度のやり取りも少ないので適温でも寒さを感じにくくなります。
それが「暖かい。」ということ。
体を取り巻く空気がマイルドだからとても心地いいのです。
夜寝る前に薪をくべたり、数時間前から消えていたり、寝ている間は無暖房でも朝の室温は18度ぐらい。
冬でもとても起きやすい。
そして意外に期待していなかった冷房用のエアコン(10畳用)でも十分家の中の暖房には有効的だということ。
ただし、冷房用に吹き抜け上に仕込んでいたので暖気がなかなか下がらず1階は時間がかかる。
それでも薪ストーブで補助的に1階を暖めてからエアコンを動かすと室温キープの状態に持っていけるから家の中を一度暖めてしまえば問題なし。
まだまだ暮らし方次第でより快適な状態になりそうです。
お正月に家を数日空けていたら室温が10度ぐらいまで下がってしまったので、エアコンで家に熱を溜め込むまでに1日ほどかかりました。
エアコンは連続運転が効率が一番いいというのが実感できました。
まず第一の感想としては、各オーナーさん達が言うように、「暖かいっていい。」
冒頭、「あぁすればよかった、こうすればよかった。」という感想は一切なく・・・と言ったのを訂正します。
断熱性能をもっと上げてみたかった(付加断熱という方法)のはあります。
まだ未知の世界。どんな快適性が待っているのだろうか?と確認したい欲求。
このあたりはまだまだ伸び代ということで、付加断熱に興味がある、超ハイレベルな断熱性能の家にしたい。という方はぜひ手をあげてください(笑)
お待ちしております。