メニュー
3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
コラム
column

家づくりを紡ぐ物語のように。

暮らしの工房では、工事をする際に図面を一冊の本のように製本して持ち歩いています。

オーナーさんにも同じものをお渡しもしています。

家づくりを物語のように紡いで行きたいという思いから。

お渡しするとなかなか好評です。

ちなみに竣工時は図面枚数が130枚ほど、とても手仕事で製本する範疇を超えてしまい、ファイルに入れてお渡しするのですが。。。本当は竣工図面もこうやって渡せるとしっかり保管していただけるのでしょう。

手仕事で一つ一つ製本している図面。

といっても作業はとても簡単。

半分に折った図面をクリップでガッチリと止めて糊で貼り合わせていくだけの地味な作業。

それぞれがズレないようにガッチリと止めることが何より重要です。

そして貼り終えたら最後は闘魂注入。

私は、敬愛する建築家の方々からしっかりと背中を押してもらいます。

偉大な建築家の方々から押してもらうと背筋がピンと張るのです。

(決して平らにするために重しにしているのではありません。。。図面に気合いを入れてもらっているのです。)

こうして一晩気合いを注入したら製本の出来上がり。

たくさんの思いがこの図面には注入されています。

吹き抜けに三層の床が組み込まれる今回の住まい。

ダイナミックな吹き抜けになること間違いなし。


関連記事
  • 真鍮鋳物のネームプレート。

  • 強い一点を打ち続ける。

  • ヒュッゲとはなんなのか?

  • 上棟式の餅まきってなに?

  • これからの暮らしを提案する住まい。

この記事をシェア