家具のコストが上がってる。
- 2024-01-19
- 仕事の風景
アメニティーショップアイ, 家具, 椅子
いつも家具でお世話になっている長野市のアメニティーショップアイさんの新カタログが届きました。
表紙には暮らしの工房の施工例「風景と暮らす池畔の家」を採用していただきました。
造作ソファを一緒につくり続けて10年。
色々と共に試行錯誤しながら都度アップデートしています。
ソファの構成、縫製方法はアイさん、土台となる造作や納め方は暮らしの工房。
そんな感じで、毎度収めるために今回はこんな感じになっていると確かめ合っています。
暮らしの工房で家づくりをしていただくと、造作ソファやダイニングテーブルを含めた提案をしています。
そして、椅子などを知るための家具購入サポートをアイさんのお店へ行って行っています。
どんな椅子があるのか?
合う椅子ってどんなものか?
名作椅子ってなに?
そんな事をお伝えしながら、お気に入りの一脚を探してもらいます。
私の目線で見るお得な椅子やオススメ椅子などもお店に忖度抜きでお話しします。
そんな中で最近思うことは、家具の価格の高騰が止まらない。ということ。
これは北欧、国産問わず、どれも一様に上がっていて、びっくりします。
数年前に「お得な椅子だ」と感じていたモノが、違うものに変わったり、価格と価値の逆転劇みたいなことが起こっています。
だからアップデートは必須。
人気の椅子で世界一売れている椅子と言われるYチェア。
(Yチェア写真事例:水平ラインの屋根を持つ平屋)
私の中で対抗馬的なものシェーカーチェアと言われるJ39。
(J39の写真事例:風景と暮らす池畔の家)
数年前までJ39の方が安価でお求めやすかったのに、今ではYチェアの方が安価になり、お得感が逆転。
それとともにYチェアを購入する率も大きくなりました。
今や国産も同じだけの価格帯ですし、北欧だから、不朽の名作だから高価なんてことはありません。
80年近く前にデザインされて、今も変わらず販売され続けている家具。
時間が証明してくれているデザイン。
発売当時は当時の価格でいくらで販売されていたんだろう。。。
80年近く変わらずにあり続けるモノってほとんどないと思います。
それが値段が時代によって上がり続ける。
価値が変わらない名作椅子って大事なことかもしれません。
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