メニュー
3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
コラム
column

建築を伝える。

先週のことですが、柏崎市にある新潟工科大学の4年生の設計発表会に参加しました。

この時期に4年生の設計は、卒業設計をする学生たちの前哨戦のような取り組みで、夢の森公園内に地域コミュニティーがつくられる美術館を設計するという課題。

構造や設備の設計を含めて、より具体的なプレゼンテーションとなります。

昨年から2年生の設計の非常勤講師をしていますが、4年生になると色々な技術を使えるようになり、プレゼンも見やすく、多角的に建築に取り組んでいるように感じます。

発表後に先生たちが質疑応答。

質疑するにあたり、自分の建築観をブレずに伝えなければならず、私自身もいいトレーニングになっています。

そして、アウトプットすることにより、自分の考えがよりクリアになる。

学生の案はツッコミどころが満載なのは当然。その中でいいモノを光らせる眼を持たないといけないと思っています。

それが難しい。

私は、建築の置かれる風景や訪れる人の感情、建築のあり方を軸に色々と質問しました。

後期から担当する授業が始まり、その思いはまた強くなっていくと思います。

学生たちの柔軟なプランが楽しみです。


関連記事
  • 経験や勘だけでは、いい家はつくれない。

  • 家づくりの課題が顕著に。

  • 一つの物語を紡ぐ図面。

  • 仕事始めのその前にプラン初め。

  • 杉板外壁材の不安なところは。。。

この記事をシェア