建設業許可を取得。大きな家も可能です。
- 2019-06-25
- 日常
暮らしの工房は設計事務所としばしば間違えられることがありますが、工事を請け負っているので設計事務所とは少し業態が違います。
住宅を建てる時にするそれぞれの役割は、設計事務所は住宅の設計をして、行政機関に申請して、工事が設計通り行われているかをチェックする仕事。
工事を請け負うというのは、工事のスケジュールから各職人さんの手配、現場での進行などを行いながら目的の建築物を完成させていくという仕事です。
住宅の場合は、設計事務所へ依頼する場合はこれらの役割が明確に分かれますが、工務店やビルダーに依頼する場合は兼ねていることが多いです。
どちらの建て方がいいのか?というと、それぞれのポジションで言い分はあろうけど。。。分業(設計と工事)と兼業(設計施工一体)だけではほとんど差異はない。というのが私の感覚で、大事なことは役割の違いよりもつくっている住宅そのものに着目すべきなのだろうと思います。
だから暮らしの工房では工務店スタイルの設計施工で工事までを請け負いながら家づくりすることを選択しています。
豊かな暮らし環境を提供したい。提供できるのであればどちらでもいいのです。
施工可能エリアは工事請負をして、施工不可能エリアは設計事務所の形態をとるようにしています。
そんな業態で活動し、5年が経過。
念願だった建設業許可を取得しました。
建設業許可とはなんぞや?というと、一定規模以上の工事請負が可能になる許可です。
今まで建設業許可なしで仕事をしていて問題なかったのか?
1,500万円以下か、150㎡未満の木造住宅に限られる工事請負なら建設業許可はなくても問題ないのです。
暮らしの工房の住まいは普通であれば150㎡(45坪)を超えるような住まいはないので、全く問題なく仕事をしていました。
もちろん木造ですし。
建設業許可を申請するハードルには、資格(建築士、施工管理技士)、資金(500万)、経営経験(5年)というハードルがあります。
経営経験5年がなんとももどかしい時間でした。
独立して4月で5年が経過し、そのハードルもクリアしたのですぐに申請準備に取り掛かり、この度建設業許可を取得した次第です。
取得したからといって何かが変わるわけでもなく、いつものように変わらず身体的に心地のいい感覚で家づくりするだけなのですが、とりあえず嬉しいです。
リミッターが外れたので、大邸宅も可能になりました。
そんな依頼が来ても大丈夫なのように準備万端です(笑)
お待ちしております!!