新年度。暮らしの工房は7年目です。
- 2020-04-01
- モノコト
今日から新年度のスタート。
4月1日は暮らしの工房がスタートした日でもあります。
2014年に起業して6年が終わりました。
今日から7年目に突入。
中学一年生のような気持ちで新たに頑張ります。
先週、暮らしの工房としての一棟目の住まい、三条市にある心地よい居場所でつながる住まいへお伺いしました。
完成から5年が経過し、インテリアの木は落ち着きのある色合いになり、落ち着きのある空間へと進化していました。
オーナーさんと初めて会ったのがもう6年も前。
突然の起業することになり、右往左往しながら創業準備をしていたので、数ヶ月間何をしていたのか記憶がほとんどありませんがオーナーさんからのメールとお会いしたことは今でも鮮明に覚えています。
漠然と不安を抱えていた中に差した一筋の光のような存在。
担当した住まいを見学していただいたり、地元のラーメン屋さんを紹介したり(笑)
メールを頂いたのは2月の出来事で、申し訳なく今の状況を説明したのを覚えています。
それでも1棟目というのを面白がってくれて依頼してくれたオーナーさんには感謝しかないです。
成長し続けることで恩返しするしかありませんし、その過程を見守っていてくれていることをたくさん感じています。
先見の明があったと喜んで頂けるように、日々精進したい。初心に帰ることのできる特別な一棟です。
そして、創業時の私の心の支えだったことがもう一つ。
会社をやめることになる直前の打ち合わせで、「岡沢さんにお願いしたい」と言ってくださっていたオーナーさん。
起業しようと思ったのもこの方が居てくれたから。
その後土地探しを一緒にスタートし、創業へのお祝いにお手紙等を頂いたり。
そして新潟市で新築が完成したのが2年後のソトとナカをつなぐ住まい。
おそらく、創業準備の段階でこの2家族とお会いできなかったら心折れてたかもしれない。
それほど幸運に恵まれた起業でした。
創業してひと月も経たない頃、独立したの契機に(かどうかは定かではありませんが)「家づくりを相談したい」と連絡をくれたオーナーさん。
まだ少し先の計画だったのに声をかけて頂いて、お会いしてお話しして、やっぱりスタートアップを面白がってくれて出来た住まいがつなげあう高原の住まい。
オーナーさんたちみなさんと一緒につくりあげている、応援を受けていることをひしひしと感じながらのスタートでした。
その後、起業して数ヶ月が経った頃に相談の連絡を頂いてお伺いしたのが、なんと前社で機械のメンテナンスをしてくれていた方だったからびっくり。
お互い全く予想していなかったので、初めてお伺いした時の不思議な感覚が忘れられません。
そうして完成したのが長岡市の稜線を望む住まい。
もう、偶然の出会いも含めて本当に恵まれたスタートアップでした。
暮らしの工房を求めてくれたオーナーさんたちがいたからこそ、今の暮らしの工房があります。
まだまだ7年目。
どんどん良くなっている。いい家が出来ているとオーナーさんたちに感じてもらえるような仕事を残して期待に答えられるよう精進していきたいと思います。
7年目スタートです。