column
杉板鎧張りの外観。ロングライフでつくる家づくり。
- 2019-03-14
- げんば
新築の現場は足場が取れて外工事へ。
外壁は杉板の鎧張り。
昔からある時間に耐えてきた実績のある素材、工法。
時間を耐えるということは、それだけで優れたデザインだと思います。
家づくりは一過性でつくるのではなく、若い時の感性・想いだけでつくるのではなく、長い目で考えることが求められると思います。
時間に耐えるというのは、そういう目で見るととても素晴らしいことです。
暮らしの工房が、カタログから既製品選びの家づくりをしないのは、時間に耐えるということを目的にしているからです。
家づくりでよく言われるフレーズに「飽きのこないデザイン」というのがあります。
「飽きのこない」というと、「シンプル」「無難」そういったところに思われがちですが、そうではありません。
「飽きのこない」というのはロングライフデザインを考えてあげることにあり、デザインのもっとも芯の部分にあると思います。
中の工事も仕上げの段階で最終局面。
窓の設計変更により外工事のスケジュールがかなりずれ込んだしまったのがなかなか辛く、さらに工期自体も通常より1ヶ月ほどなかったり、年度末に色々と絡んでいたりでこの物件の見学会の予定はありません。
バタバタしている日々。
お待たせしている方もいますが、着実に一歩一歩進めております。