column
漆喰で包む空間。
- 2019-10-08
- げんば
国府池畔の家もラストスパート。
壁や天井を仕上げる内装工事に入りました。
暮らしの工房の内装仕上げは、木、紙、土といったシンプルな素材のものばかり。
今回のメインは漆喰を選択しました。
壁、天井をぐるりと漆喰で包み込む。
「天井を塗るなんて十数年振りだ」と大変がる左官職人さんはどこか楽しそう。
職人魂に火をつける仕上げになりそうです。
壁天井をぐるりと漆喰で包み込む。
気持ちいいこと間違いないと思いますが、それは何故なんだろう?
漆喰は自然素材で調湿機能があり、消臭効果があり、強アルカリ性でカビが生えにくい、、、そんな効果があるから?
(果たしてそうなのかどうかは材料屋さんに任せておいて)
私が気持ちいい思うことは、漆喰で仕上がった空間は凛とした空気感になるということです。
手仕事で塗られた絶妙なファジーさ、光のヤワヤワとした反射の違い、しっとりとした素材感などが作る凛とした空気感は、漆喰仕上げにしかないものだと思います。
といっても、とてもわかりづらい表現ですね。
これは体験してみないと感じ得ないところかもしれません。
国府池畔の家は11月2日(土)からお見せ出来そうです。
ぜひ体感して、感じてみてください。
見学会の詳細は後日、ホームページの方でもご案内いたします。