column
上越地域で家を建てるために理論的な断熱・気密の大切さと、感覚的な気持ちよさ・心地よさ。
- 2020-06-17
- 仕事の風景
先週引き渡しが終わった春日山の平屋。
予定時刻よりもだいぶ前に行き、最後の掃除と小一時間のんびりと。
最後の確認の意味を含めてゆっくりと空間を味わいます。
五感を開きながら、家時間が心地よく過ごせるのか、居場所の心地よさ、つながりはどうか?
頭で考えていたことが出来ているのか。
意外な面白さや心地よさが現れているか。。。
断熱や気密などの技術的なことと体感の整合。
骨格の安定から感じられる安心感。
理詰めで考えた家づくりではあるけど、やっぱり最後は感覚的な部分が家づくりの肝であると思っています。
最終的には自分が気持ちいいかどうか。が判断基準。
その判断基準が自ずと住む人の気持ちよさ、心地よさに結びついていく。
自分が美味しいと思えるものを提供するレストランと同じ感覚。
だからこそ自分が気持ちいい、心地いいとはどういうことかを常に体感、具現化できるように感覚を研いでいたい。
ものづくりに共通したことだと思う。
当日は強く降る雨の中、しっとりとした緑を纏った外の景色が室内に反映されとても落ち着いた空間に。
引き渡しの安堵感と寂しさと、もう少し体感していたい名残惜しさと。
味わいすぎて少し感傷的に。。。
とてもいい空間、理想的な空間に出来上がったと感じています。
たくさんの提案を前向きに進めてくれたオーナーさんには感謝です。
ブログの更新にタイムラグがありがちなこの頃。。。
どうしても瞬間的なSNSに頼りがちに。。。
ブログで丁寧に文章にすることも大事なのに。
もう少し頻度とタイムラグを修正したい。
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