メニュー
3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
コラム
column

神社で地鎮祭は天候を気にせず誰もが参加できるメリットがある。

昨日は春日山の平屋の地鎮祭を直江津の八坂神社にて執り行いました。

地鎮祭は建物の建つ敷地で行うことが多いのですが、季節柄、地面のコンディションもよくないので神社での地鎮祭に。

初めて神社で行いましたが、神社は神社で厳かで気持ちのいい精神状態になりよかったです。

雨や暑さ、寒さなど気にせずに余裕を持って執り行えるのもいいと思いました。

色々な状況の方がいる場合は神社での地鎮祭も大いにありだと思います。

供物が風に飛ばされることなく、寒さに震えることなく、雨が降ることも気にせず、ゆっくりと無事に地鎮祭を終えました。

 

神社やお寺につきものの参道。

神社に行くとこの参道を興味深く見てしまいます。

参道は建物へ近づくためのアプローチ。

アプローチでの気持ちのつくり方を考えると、普段の家づくりでもアプローチの大切さに気付かされます。

近辺で好きな参道(アプローチ)は五智国分寺のアプローチ。

山門までの素材と拝殿までの素材が切り替わり、拝殿までがより簡素になって行く様が、参拝までに心を純粋にしてくれます。

若干折れ曲がっているのも気持ちの変化があって好きです。

 家を設計する時は必ず敷地調査というものをしますが、私がやっていることの一つとして周辺から歩いて敷地にアプローチして見ること。

建物がどう見えてくるといいのか?

気持ちをどのように整えて家に帰ってくるのか?

そんなことを考えながら周辺と敷地、建物の間を取り持つ設計を心がけています。

そしてそれは現場が始まっても周辺をぐるぐるしながら建物との距離を観察しています。

 

そういったアプローチの大切さを、神社やお寺などに訪れると自ずと意識します。

 

神社での地鎮祭は、敷地の土を持っていきます。

神社で一緒にお祓いしていただいた土を、後日敷地に戻します。

お米やお塩、お神酒、白い紙(なんて呼んだか。。。)を晴れ間を見て撒いてきました。

土は乾いた状態に見え、油断したところをズボッ

危うくハマりかけましたが。。。なんとも悲しい結果に。。。

やっぱり神社で地鎮祭をやって正解だったなぁ。。。

犠牲者は私一人だけでした。


関連記事
  • 境界を考える。外の庭を共有できると街並みになる。

  • 高気密高断熱を支える暮らしの工房の仕事。

  • 糸魚川市、サクラ下から始まる住まい。建て方。

  • 杉板の外壁の家。

  • 第5回日本エコハウス大賞、奨励賞受賞。西本町の家

この記事をシェア