荻野寿也さんによる造園ワークショップを開催しました。
国府池畔の家, 庭, 荻野寿也景観設計, 造園ワークショップ
先週、2日間かけて国府池畔の家の作庭工事を行いました。
造園、外構計画は荻野寿也景観設計。
荻野さんがつくりだす原風景のような庭に憧れ、家と庭の大切さを伝え、暮らしの工房の家には植栽がセットになっていますが、その原点をつくってもらいました。
全国を飛び回っている荻野さん。新潟県内では初仕事です。
こんな機会を活かすべく、私の直接の建築仲間や、新潟県内で建築を学び切磋琢磨し、共存する住学にてお声がけしていただき、多くの建築関係者、造園デザイナー、家具作家さんまで参加する造園ワークショップを2日間開催しました。
家と庭。庭が繋がる家並み、都市空間。そんな豊かな空間を目指すためには一棟だけではできません。
大海の一滴のような作業ですが、一滴が二滴、三滴となるような、そんな思いを共有する方々がワークショップに参加してくださいました。
朝の作業スタート時にはこの状況。
荻野さんオリジナルの支柱が外に出ない地中杭のやり方を教わる。
山の木々は支柱がなく立っています。原風景に近づけるために支柱を根鉢に強固に結びつけます。
このやり方で先日の千葉の台風でも木々が倒れることがなかったとのこと。
集合写真は初日終了の時。
一日で風景がガラッと変わります。
植栽の力を感じる瞬間です。
荻野さんのワークショップに何度か参加したことがあり、この力を感じたことが何よりも今の家づくりに結びついています。
2日目は雨の中でしたが、午前中でだいたい完成。
荻野さんと記念写真を撮らさせていただきました。
緑は暮らしを豊かにしてくれるものだと思うし、自分だけではなくその周囲にも波及していく効果があると思います。
そんな影響力を周りにも届かせたい。
そして何より室内がとても気持ちよくなる。
11月2日より見学会を開催します。
ぜひこの庭と暮らしの関係。敷地と家、周辺環境との関係性をご覧ください。
見学会詳細はこちら。
予約制のじっくりと家づくりがわかる見学会となっています。
植栽がもたらす効果は暮らしに絶大です。
家づくりを検討しているという方はぜひご覧ください。