column
雪が暮らしにもたらすもの。雪国で心地よく暮らす設計術。
暖冬少雪と言われ、今年は雪が少ないのかぁ。。。程度に思っていたら今シーズンは降らないんじゃないか。。。と不安にすらなりながら、とうとう降りましたね。
雪。
薄っすらだけど銀世界に。
どんより空には雪のレフ板がないと。
室内では薄雲の日差しや雲の切れ間など、わずかな明かりの変化でも感じられるようになり面白い。
インテリアに白を選択しているのは、こういったわずかな光の変化を敏感にキャッチするため。
暖かな家の中で雪を感じる暮らし、雪を楽しむ暮らしというのが可能になると思います。
どんより薄暗い上越の冬で育ったからこそ、灯、光を大切にしたいと考えています。
庭に降り積もっていく様子はワクワクします。
朝の恐怖心はありながらも、とてもきれい。
家の中を薄明かりにして、外の灯を灯す。
家の中の灯が反射しないのでクリアに外と繋がる。
トリプルガラスは障子を開けても寒くない。結露もない。
ぬくぬくと雪模様を楽しめます。
上越地域で暮らすにはやっぱり雪は切っても切れない縁。
雪国は辛い。。。雪の処理を考えるだけじゃ面白くない。
雪が好きになる。雪が心地よい。
雪国で心地よく暮らす設計術を持って家づくりします。