メニュー
3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
コラム
column

引き渡しの日。家づくりを振り返る。

ケヤキ下の家の引き渡しの日。 オーナーさんから問い合わせを頂いて、初めて事務所でお会いしたのが1年2ヶ月前。 いろいろと家づくりのお話をして3時間ぐらい。 その場で「家づくりをお願いしたい。」と言われ、敷地探しからスタート。

後日、購入予定の土地の資料をやりとりしながら、機会をみて確認して、想ったことを報告。 その後、一緒に敷地に出向き打ち合わせをしながら、他にも候補地があると3つほど周り、最下位順位だった今の土地を最後に見る。 土地の制約があり、建物が建てられるかどうかわからないから第3希望にしていた土地。 希望の住まいは難なく建てることができると見て、いろいろな諸事情も考えながら、すぐに不動産屋さんに連絡したのが11ヶ月前。

無事土地の購入を済ませ、いよいよ本格的な設計に入り、ファーストプランを出したのが9ヶ月前。 出会ってからすぐに家づくりを決めて頂いたオーナーさんは、とてもよくコンセプトを理解していただき、ほぼほぼ原型を保ちながら順調に設計を終えて工事が始まった6ヶ月前。

そして新潟通いも慣れた頃に引き渡しを迎えた今日。 振り返るとあっという間だったなぁ。

家づくりはいろいろな想いがあり、いろいろなカタチがある。 そんな想いを大切に家づくりをしたいです。 あっという間と言いながら、時間がかかる家づくりしてるなぁと思う振り返り(笑)

このペースは省力化しない限り変わりそうにないし、そこまでして変える気は無い。 きっとクオリティが落ちちゃうし、見学会で大評判だった職人さんの力が発揮できないのもなんか違う。 求められる暮らしの工房らしさを出すには、今の所設計も現場も手をかけるしかないだなぁ… 他社より時間はかかりますが、そんな家づくりの存在も必要かな?と思うので、ご了承ください。

出会いから1年2ヶ月。 オーナーさんの想いがカタチになって、今日から暮らしの器になります。


関連記事
  • グラスウールは危険な断熱材というトンデモ情報。

  • 港町の家。地鎮祭。地鎮祭は何をするの?

  • 遠くの景色を活かすには、近くの風景づくりが欠かせない。

  • コロナ禍で変わる家づくりの意識。庭やアウトドアリビングが注目され始める。

  • artekと北欧の暮らし方と雪国の暮らし方。

この記事をシェア