DIYで使いたい。下地探しは一家に一本。
- 2019-05-31
- 仕事の風景
今日は朝からサクラ下の平屋へお伺いし、物干し金物を取り付け。
工務店の端くれとして、設計だけでなくこういったこともやります(笑)
だけど、「失敗してはいかん」と、異様なほどの緊張感があり、毎回ドキドキです。
こういう金物をつける時は下地をとにかく探さなければなりません。
そんな時に役に立つのが下地探し。(下写真)
先端の白い部分には針が隠されています。
取り付けたい場所に下地探しを押し当てて針をさしていきます。
石膏ボードのような柔らかい素材は「ズボッ」と貫通して白い部分が青い部分の柄の中に格納されるのですが、木部なのど硬い下地に当たると針が挿入できず止まります。
それにより下地の位置がわかるようになります。
目盛りがついているのは、どの程度の深さに下地があるかを知るため。
いくつか種類もありますが、写真のような先端に磁石がついたタイプの方がよりおすすめです。
この磁石、なんのためについているかというと、ボードなどを止めているビス(金属)を探し当てることができます。
ビスを探せるとその下に下地があるとわかるのです。
ビスというのは一定のラインで止めることが多く、そのラインを探し当てることで、どのような形状で下地が入っているか予測できます。
だから磁石がついているタイプはおすすめです。
ただし、ステンレスのビスを使っている場合は反応しないので注意が必要ですが。。。
さぁ、下地の位置が分かったら、あとはそこに向かって付けたいモノをつけるだけです。
絵や写真を飾りたいからフックを付けたい。
そんな時にもこの下地探しがあれば、しっかりと止まります。
ここに棚が欲しいなぁ。という時も下地探し一本でより正確に。
DIYの幅を広げてくれる頼もしい相棒になること間違いなしです。
一家に一本、下地探しを持っていても無駄にはなりません。
おすすめです。
※下地があると思って針で確かめた時に「ズボッ」とすべて飲み込まれてしまった時の絶望感は、なんとも言えません。。。