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コラム
column

建築と住宅と風水と家相。

家づくりをされる方で風水とか家相って気にする方、どのれぐらいいるのでしょうか?

 

全く気にしないという人もいれば

家づくりの時だけは気にするという方

バリバリに気にしちゃうという方

 

千差万別だと思います。

 

色々とややこしくなってしまうから、まずは私の考えから。

私は、風水、家相の類は一切信じていないです。

家づくりにも風水、家相だけの視点を取り入れた設計は一切致しません。

 

これが私の家づくりのスタンスです。

 

それはなぜかと言えば、風水や家相の成り立ちを考えると、

「まぁ、そんなもんだよねぇ」

と、自分なりに落とし込んでいるから。

 

これは揺るぎない自分自身の思いでもあります。

だから、否定はしないでください。

 

そして、私自身も風水や家相を信じる人を否定はしません。

それぞれの考え方がありますから。

 

さて、

住宅設計も風水も家相も、結局は見えないものをどう考えるか?

が重要なのかと思います。

風水とか家相って、運気だとか、気の流れとかそういった見えないものが大事だと思います。

家づくりもたくさんの見えないものを設計しているので、そこは同じかと。

 

暖かさ、寒さの見えない熱とか。

光だまりをつくるとか

風とか

そう言った目に見えない心地よさを設計するのが、設計の役割。

 

設計で大事にする目に見えないものって、うまく扱えると気分上がりそうではないですか?

 

そこで私のもつ考えです。

風水、家相、占いというのはエンタメ要素だと思っています。

不安要素に目をやると、どんどんマイナスになる。

逆にポジティブ要素だけに目を向けると、どんどんプラスになっていくと思います。

ポジティブ要素は確実に運気を上げてくれる。

風水も、家相も、占いも、本来その視点だけ伝えてくれればいいのではないのか?

不安を煽って、不安にさせて、解決策の糸口を作るのは、なかなか納得いくものではありません。

不安を煽って、これを置くと解決。みたいなことをされると、怒りすら覚えます。

 

どんな間取りでも

どんな土地でも

自分の周りを清潔に保ち、整理整頓でき、心地よい場所づくりを心がければ

次第に気分も晴れやかになるのは明確。

風水について色々調べると、こういったことを言っている人もいる。

気分を上げるために、暮らしを整えるというのは、風水などの類を一切信じない私も同感です。

 

要は自分の気持ちが上がる、気持ちが落ち着く、不安なモヤモヤが取り除かれる環境に身を置くべきで、

そのために必要な「暮らしを整える」というのはとても重要なことではないかと考えます。

決して方位などだけで決められるものではありません。

 

自分の暮らしは、生き方は自分でコントロールしたい。

責任を取るのは自分自身。風水士などの鑑定士ではありません。そう思っています。

暮らしの中で瞬間瞬間を切り取り、目をやれることって大事だなぁと思う今日この頃。

先週末の夜の雪に目をやり、美しさに見惚れながら、正気を養う。

これが大事だと思っています。

 

 

 

 

 

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