火のある暮らしにも目を向けて見る。
- 2018-12-08
- モノコト
今日は今シーズン初めて雪混じりの天候。
事務所も暖かい今年はエアコンで暖房をまかなっていましたが、ついにストーブを投入。
普段の家づくりではエアコン1台で家中あたたかな新築をつくっていますが、低断熱(断熱されているのか?)スカスカ状態の事務所では、エアコンでは賄いきれない熱の逃げ具合。
ということで、家の中で焚き火状態のストーブを使っています。
使っているストーブは、アラジンのブルーフレーム。
構造が単純で無骨なデザイン。単純だからこそのメンテナンス性やロングライフが持ち味の昔からの定番ストーブ。
ブルーの美しい火を見ることができます。
エアコンと直火では違う暖かさがある。ただ暖を採るだけではない何かがたくさんある。
人間が火を使い始めた時から脈々と受け継がれているDNAなのかもしれないけど、火は人を惹きつける。
拠り所になる。癒される。
ストーブの上で煮炊きできる。網に乗せてパンも焼ける。ゆっくりとお湯を沸かしてコーヒーを淹れれる。
簡単ではなく、めんどくさい。しかし合理だけでは得られない、不合理で得られる感覚もある。
都会人が田舎暮らしに癒しを求めるように、合理的だけでは感じ得ない感覚が人間には兼ね備えているから面白い。
暮らし、家づくりにおいても、そんな感覚をちょっとくすぐるようなものにしたいと思っています。
その感覚は確実に豊かな感覚だから。
それが自然素材であったり、庭であるのかもしれません。
ブルーフレームを着火して毎年思うこと。
火っていいなぁ。
だけど、一日ストーブを着けて事務所の中で仕事をしていると、夕方あたりからクラクラしてきます。
いくらスカスカな事務所でも換気が必要です。
だから、新築では絶対に使用できないなぁ。。。
新築で火の持つ豊かさを得たいなら、薪ストーブかペレットストーブの導入がオススメです。
不合理の中の豊かさにも目を向けて見ると、もっともっと楽しい暮らしになりそうです。