column
看板のない工務店。住宅現場のアピール手段。
- 2018-05-02
- げんば
西本町の家はとてもわかりやすい場所。
地図が無くても地元の人なら口頭で場所が説明出来る立地。
オーナーさんも、とても目立つ場所だから看板とか出してどんどんアピールしていいですよ。と言ってくださる。
ありがたい現場です。
が、しかし、現場の看板なんて持ってない。
現場看板もつくりたいとは思うけど…今は小さな建築確認看板のみ。
ということで、足場が建ったらスクリーンを張るということで、平常運転です。
いや、特別に2枚(同じやつ。笑)張り出してたっぷりアピールさせて頂きます。
あとは完成したら一味も二味も違う建物が最大のアピール。
そのために心地よさが溢れる住宅としての在り方をしっかりと示したいと思います。
住宅現場といえば道路脇に現場までずらっと並べられた、社名の入った捨て看板をよく見かけます。
自社現場の場内であれば問題無いと思うのですが、道路上に無許可は明らかに違法です。
道路を走っていて同業だからかとても目に付くし、キレイなものではありません。
週末の見学会ともなれば道路はノボリだらけだったり、ヘタしたら数キロ先からなんてツワモノも。
業界としてとても良くないことだと思います。
暮らしの工房は看板を出したことがないけど、あれってなんの意味があるのだろうと思います。
業者さんへの道案内なら前もって地図を渡しておけばいい。
通行人への宣伝効果なら、違法な会社だなと思われて逆効果ではないのか?
捨て看板や見学会での道路からの看板、ノボリ誘導はやらない主義なので効果のほどはよくわからないけど、家づくりはまちづくりだと思っているので、確実に景観を阻害しているのでやっぱり良くないよね。
だからやらない。
そんなことしなくても、暮らしの工房をよく見てくれている人は見学会参加の際、「ブログ見てて大体あそこら辺だろうなぁと検討ついているので案内図は大丈夫です。」と言ってくれる感動的な方もいらっしゃる。感謝です。
だから現場アピールはブログで思う存分アピールさせて頂きます。
きっと、一般常識としてあれが良くないモノだと広まっていれば、あの捨て看板の持つ意味も、道順にずらっと並べられたノボリも無意味、悪循環なものへと変わっていくのだと思います。
それでもいい加減事務所のサインは取り付けようと思います。
初来店の方への不安感がハンパないようなので(笑)
看板のない工務店より。