暮らしの工房のやらない宣言
新建材を多用した家は、やりません
暮らしの工房では、施工手間やコストを最優先させた新建材の使用は極力避けています。一見、メンテナンスフリーに見える新建材ですが、年月を経るごとにみすぼらしくなるのが特徴で、基本的に地球に還らない素材でできているため廃棄処分にも困ります。手を掛けることで愛着が沸き、永く使い続けられる自然素材を使った家づくりが、暮らしの工房の信条です。
プランは安易に出しません
ハウスメーカーなどでは、面談の翌日には敷地に出来合いのプランを当て込んでもってくるようなところもあるようですが、わたしたち暮らしの工房は敷地の読み込みからじっくりとプランニングをしていくのはもちろんのこと、お客さまのことを理解する時間をしっかりと取っています。それは互いのことを理解しあう時間としてもとても大切なものだと考えています。
むやみに広い家は、設計しません
40坪くらいの広さは欲しいとお考えの方が多いようですが、設計の工夫次第で狭さを感じずもっと小さな家に住まうことは可能です。無駄な廊下はなくし、リビングダイニングはひとま空間にしたり、将来納戸にしかならない子供部屋は区切らずつくったり、外物置を用意することで室内の収納スペースを減らしたり…。家が小さくできると、光熱費も抑えられますし、掃除も楽になります。なにより、建築予算を抑えることができます。
庭のない家は、設計しません
暮らしの工房は建物本体はもちろん、庭(植栽)が大事だと考えています。室内からの眺めももちろんですが、家の前を通る人々がほっとできる緑を用意することは町に潤いを与えることにもなり、その町に住まうひとつの作法でもある思うのです。玄関脇のちょっとした植え込みでもいいのです。植栽と外構まで最初から計画された住まいを建てたいと願っています。
短工期の仕事はやりません
3ヶ月ほどの工期で仕上がってしまうハウスメーカーやローコストビルダーの家づくりと違い、わたしたち暮らしの工房の家づくりは、設計に掛ける時間も含め、半年以上の日数をいただいています。それは一棟一棟きちんと考えつくるのに必要な時間だと考えます。